| ●幸村アルト先生、よろしくお願いします。まず始めに、誕生日、出身地を教えて下さい。 |
| 先生: |
よろしくお願いします。5月20日生まれ、京都府出身です。
|
| ●漫画家を目指そうと思ったきっかけはなんだったんですか? |
| 先生: |
絵を描くのは子供の頃から好きだったのですが、高校で文芸部に入って小説を書き始めてから、絵も描けてお話も作れる漫画家さんっていいなと思ったのがきっかけです。
|
| ●ネームは、どこで描かれますか?また、ネームを描く際、苦労することはありますか? |
| 先生: |
家で描きます。お話の冒頭はいつも悩みます。あとページ割りが苦手です・・・。
|
| ●ネームと原稿で、かかる時間はそれぞれどのくらいですか?(ページ数にもよるかと思いますが。。。) |
| 先生: |
ネームは3日くらいで出来ることもあればいつまでも悩んでいることもあります。原稿は時間が1か月あれば1か月使ってしまうし、2週間なら2週間です。
|
| ●漫画を描く中で好きな作業はなんですか?また、嫌いな作業は? |
| 先生: |
好きなのは髪を描くこと、服・小物のデザイン、建物・街の設計。
嫌いというより苦手なのはトビラ絵等の一枚絵です。構図が決まらなくて焦ります。
|
| ●仕事中に「これだけは欠かせない!」というものはありますか? |
| 先生: |
切羽詰ってきたら大好きな某プロ野球選手のユニフォームTシャツを着てやる気出してます(笑)。
|
| ●過去の作品(「ドラマチックドール」「アンゴウナツ」「エンジン」「アンドロメダ王子」「夜とメロディ」「赤糸委員会」「カフェ・コルベイユの恋」「マキメ町同心」「トランクドール」「愛のしるし」「ダンデライオン」「はちみつとバタフライ」「ビタースイート」)で、思い出深い作品はなんですか?また、その時の苦労や、楽しかった事などございますか?
|
| 先生: |
投稿作以外では初めて「カフェ・コルベイユの恋」で外国が舞台のファンタジーを描いたのですが、これが無かったらその後の「トランク」「はちみつ」「ビター」の職人モノは描いていなかったかもなので思い出深いです。どの作品にも言えますが、「マキメ町同心」なら水の都と舟子が描きたい、「ダンデライオン」なら音楽と青春が描きたい、など好きなものをつめこんで描くことが多いので楽しいです。
|
| ●よく読まれる雑誌や好きなジャンルの本などはございますか? |
| 先生: |
建物や街の写真集が好きで衝動買いすることがあります。「のれん」とか「窓」とかマニアックな写真集も好きです。雑貨や家具の雑誌も趣味と資料をかねて集めたりします。本はホラー以外は大体何でも好きです。
|
| ●ここから、初単行本「六百頁のミステリー」について質問させて頂きます。「六百頁のミステリー」を最初に描くきっかけになったのはなんだったのでしょうか?? |
| 先生: |
以前、年の差ラブ特集にネームを出すにあたり、本好きの女の子と司書さんはどうだろう考えたのがきっかけです。本も図書館も好きなのでちょうどいいかなと思いました。
|
●「六百頁のミステリー」の連載を開始されるにあたり、苦労したことはあり
ますか?(キャラクター、ストーリーなど)
|
| 先生: |
キャラクターをより掘り下げて、こういうときどう考えるのかとか、どう動くのかを見つめなおすのが大変でした。あとよみきりしか描いたことがなかったので、連載することの難しさを勉強させて頂きました。
|
| ●「六百頁のミステリー」では様々な文豪の作品が登場しますが、登場作品については、幸村先生の好きな作品から選出されているのでしょうか? |
| 先生: |
:誰もが知っている文豪で「六百頁」に合いそうなものを、私の好きな作品から選びました。
|
| ●「六百頁のミステリー」の先生ご自身、思い入れのある話やこのキャラクターが描きやすい、ご自身に似ているキャラクターなどありますか?また、その理由も教えて下さい。 |
| 先生: |
:主人公の浅見ちゃんは色んな表情をしてくれるのですごく描きやすいです。
浅見ちゃんにも水島先生にも私の要素は入っていると思います。
「銀河鉄道の夜」の作画は、宮沢賢治の独特な風景をどう絵にしようか奮闘したので思い入れがあります。
|
| ●ずばり、この作品の見所は? |
| 先生: |
浅見ちゃんが頑張っている姿と、日本文学は面白いということです。
|
| ●最後に、ファンの方へメッセージをお願いします! |
| 先生: |
応援して下さった方々のおかげでここまで来れました。ありがとうございます。
私のマンガが皆様の楽しみのひとつになれるよう今後も頑張ります。
|
| ●幸村アルト先生、ありがとうございました!! |